【激痛】筋トレ民も要注意!?「痛風」の恐怖と、今すぐできる予防策

こんにちは!埼玉県越谷市、春日部市にある自衛隊式トレーニングジムアーミーフィットネスジム」の伊藤隊長です。

突然ですが、皆さんに質問です。

「最近、足の親指の付け根がピリピリ、ムズムズする…」
「筋トレした翌日、なんとなく足首や足の甲に違和感がある…」

そんな症状はありませんか?

「ただの疲労かな?」「昨日スクワットで追い込んだからかな?」と放置しているなら、ちょっと待ってください。

それ、もしかしたら「痛風(つうふう)」の初期サインかもしれません。

「いやいや、毎日ハードに運動して健康的な生活を送っている筋トレ民に、痛風なんて関係ないでしょ!」と思ったそこのあなた。

実は、ガチで筋トレを頑張っている人ほど、痛風の爆弾を抱えやすいという衝撃の事実があるのです。

今回は、トレーニーが絶対に知っておくべき痛風の恐怖と、せっかく育てた筋肉を無駄にしないための予防策を徹底解説します!


そもそも「痛風」ってどんな病気?

痛風とは、その名の通り「風が吹くだけでも激痛が走る」と言われるほど恐ろしい病気です。

原因は、血液中の「尿酸(にょうさん)」という物質の濃度が高くなること(高尿酸血症)

尿酸は体内のゴミのようなもので、通常は尿と一緒に排泄されます。

しかし、この尿酸が体内に溜まりすぎて基準値を超えると、関節の中で「鋭く尖ったガラスの破片のような結晶」に変化します。

このトゲトゲの結晶を、体内の免疫細胞が「異物だ!攻撃しろ!」と暴れ回ることで、あの世を見るような激痛と猛烈な腫れが引き起こされるのです。

発症する人の約9割が男性で、特に30代〜50代の働き盛りに多いのが特徴です。


なぜ?健康的な「筋トレ民」ほど痛風リスクが高い理由

「お酒好きの肥満気味なおじさんがなる病気」というイメージが強い痛風ですが、なぜ筋トレ民が狙われるのでしょうか?

理由は大きく分けて3つあります。

激しい運動そのものが「尿酸値」を爆上げする

ベンチプレスやスクワット、デッドリフトといった高強度の無酸素運動(ウエイトトレーニング)を行うと、筋肉内でエネルギーが大量に消費されます。

このエネルギーが分解される過程で、痛風の元となる「プリン体」が体内で大量に作られ、結果として尿酸値が一時的に急上昇(スパイク)してしまうのです。

ハードな発汗による「脱水」

トレーニーの皆さんは、毎日の練習で大量の汗をかきますよね。

汗をかいて体内の水分が減ると、血液がドロドロに濃縮されます。

すると当然、血液中の尿酸の濃度もギュッと濃くなってしまい、結晶化しやすくなるのです。

「トレーニング中・後の水分補給がちょっと足りない」という自覚がある人は特に危険です。

筋肉のための「肉・プロテイン」中心の食事

バルクアップや減量のために、鶏胸肉、赤身肉、魚、レバーなどを毎日たくさん食べていませんか?

筋肉の材料となるタンパク質は超重要ですが、実はこれらのお肉や一部のプロテインサプリメントには「プリン体」が豊富に含まれています

良質なタンパク質を求めて食事を偏らせすぎると、気づかないうちに尿酸値を押し上げる原因になってしまいます。


これが出たらイエローカード!見落としてはけない初期症状

痛風はある朝突然、本格的な激痛(痛風発作)として襲ってきますが、実はその前に「前震」のような小さなサインを出しています。

足の親指の付け根、足首、かかと、足の甲が「ピリピリ」「ムズムズ」する

関節のあたりがなんとなく熱っぽい、腫れぼったい

靴を履いたときに、いつもと違う圧迫感や軽い鈍痛がある

「気のせいか」と放置してスクワットなどで関節に強い負荷をかけると、それが引き金となって本震(激痛発作)がやってきます

発作が起きると、数日間はまともに歩くことも、当然ジムに行ってバーベルを握ることもできなくなります。


筋肉を守れ!今すぐできる痛風予防の3つの鉄則

せっかく積み上げてきた努力と筋肉を、痛風ごときでストップさせないために、今日からできる対策はシンプルです。

1. とにかく「水」を飲む(1日2L〜3L以上)

尿酸を体外に追い出す一番確実な方法は、「尿として排泄すること」です。

普段からこまめな水分補給を意識し、特にトレーニング中やその前後は、プロテインだけでなく「純粋な水」を意識して大量に飲みましょう

目安は1日最低2リットル、ハードに動く日は3リットル以上です。

2. アルコールを控え、甘い飲み物を避ける

「ビールはプリン体が多いからハイボールならOK」と思っていませんか?

実は、アルコールそのものに「体内で尿酸を作らせ、さらに尿酸の排泄を100%ブロックする」という最悪の働きがあります。

お酒を飲むなら量はほどほどに、チェイサー(水)を必ず同量以上飲みましょう。

また、ジュースや清涼飲料水に含まれる「果糖」も尿酸値を上げるため、減量中の清涼飲料水にも注意が必要です。

3. 野菜や海藻、大豆製品をしっかり食べる

野菜や海藻に多く含まれる「カリウム」は、尿をアルカリ性に傾ける性質があります。

尿がアルカリ性に近づくと、尿酸が尿に溶けやすくなり、体外へスムーズに排出されるようになります。

「肉とプロテインだけ」の食生活を見直し、ブロッコリーやほうれん草、わかめ、納豆などもバランスよく並べましょう。


内側からも強い本物のタフな身体へ

痛風は、いわば「頑張りすぎている身体からの SOS サイン」です。

強い筋肉を作るためには、ハードなトレーニングやタンパク質の摂取だけでなく、それを処理する「内臓(肝臓や腎臓)」を労わることが絶対に欠かせません

「最近ちょっと足元が怪しいな…」と思った方は、まずは今すぐ、手元にあるシェーカーに水を並々と注いでグッと一杯飲み干してください。

「最近、食事のバランスが偏っているかも…」と不安になった方は、ぜひトレーナーにお気軽にご相談くださいね!

今日も安全に、最高のトレーニングをしていきましょう!

それでは、また。


追伸

アーミーフィットネスジムにも痛風の方が何人かいます。

遺伝的な人もいれば、お酒や食事が原因の方もいます(^^;)

痛風がひどい方は通常メニューをしないで有酸素運動メニューに変えますので、素直に従ってくださいね(*^^*)