ボディビルダーは走らない(隊長)

こんにちは!埼玉県越谷市、春日部市にある自衛隊式トレーニングジム「アーミーフィットネスジム」の伊藤隊長です。
「ボディビルダーって、あんなに筋肉があるのに走っているところを見ないよね?」
そんな疑問を持ったことはありませんか?
実は、彼らがランニングマシンを避けて早歩き(傾斜ウォーキング)をしているのには、緻密に計算された戦略的な理由があるんです。
今回は、ボディビルダーがあえて「走らない」3つの大きな理由を解説します!
1. 筋肉(筋量)の分解を防ぐため
ボディビルダーにとって、筋肉は命の次に大切な資産です。
激しいランニング(高強度の有酸素運動)を行うと、体はエネルギー不足を補うために、脂肪だけでなく筋肉を分解してエネルギーに変えようとする「カタボリック(異化)」という状態に陥りやすくなります。
コルチゾールの分泌: 長時間のランニングはストレスホルモンである「コルチゾール」を増加させ、これが筋肥大を妨げる要因になります。
エネルギー温存: 彼らのゴールは「筋肉をいかに大きく残し、脂肪だけを削るか」。走って貴重なエネルギーを浪費するのは、効率が悪いと考えられています。
2. 関節への負担と怪我のリスク回避
意外かもしれませんが、ボディビルダーは「動ける巨漢」である一方、関節には常に大きな負担がかかっています。
自重の重さ: 筋肉だけで100kg近い(あるいはそれ以上の)体重がある状態で走ると、膝や足首にかかる衝撃は凄まじいものになります。
回復の優先: 激しい脚のトレーニング(スクワットなど)の翌日に走ると、関節の炎症や怪我を招くリスクが高まり、本業であるウエイトトレーニングに支障が出てしまいます。

3. 心拍数管理による「脂肪燃焼」の最適化
「走ったほうが痩せるのでは?」と思われがちですが、ボディビルダーが狙っているのは最大酸素摂取量の向上ではなく、純粋な脂肪燃焼です。
脂肪燃焼に最も効率が良いとされる心拍数は、一般的に最大心拍数の60%〜70%程度と言われています。
Fat Burning Zone(脂肪燃焼ゾーン)の目安⇨目標心拍数 = (220 - 年齢) × 0.6~0.7
この心拍数を維持するには、ゼーゼー息を切らして走るよりも、「傾斜をつけた早歩き」の方がコントロールしやすく、筋肉を維持しながら効率よく絞ることができるのです。

まとめ⇨走らないのは「サボり」ではなく「戦略」
ボディビルダーが走らないのは、決して体力がなかったり楽をしたりしているわけではありません。
筋肉を守る(カタボリック防止)
関節を守る(怪我の予防)
効率よく脂肪を燃やす(心拍数管理)
これら全ては、ステージ上で最高の肉体を披露するためのプロフェッショナルな選択なんです。
もしあなたが「筋肉を落とさずに痩せたい」と考えているなら、今日からランニングを「早歩き」に変えてみるのが、理想の体への近道かもしれません!
それでは、また。
追伸
今週末は「アーミーフットサル#5」です!
まだ参加出来ますので、参加したい会員さまはお気軽にスタッフまでお声がけください(^^)/



