運動しすぎも痛風になる?激しい筋トレやハードな運動と尿酸値の意外な関係

こんにちは!埼玉県越谷市、春日部市にある自衛隊式トレーニングジム「アーミーフィットネスジム」の伊藤隊長です。
日々トレーニングに励んでいる皆さん、体調管理はバッチリですか?
「健康のために運動をしよう!」
「よし、今日は限界まで追い込むぞ!」
そう意気込んでハードな筋トレや有酸素運動を頑張っている方も多いと思います。
しかし、実は「運動のしすぎ」が逆に痛風のリスクを高めてしまうことがあるってご存知でしたか?
「えっ、運動って体にいいんじゃないの?」と思いますよね。
今回は、なぜハードな運動が痛風を引き起こすのか、そのメカニズムと対策について分かりやすく解説していきます!
そもそも「痛風」ってどうやって起こるの?
痛風といえば、「美味しいものの食べすぎ」「お酒の飲みすぎ」が原因というイメージが強いですよね。
痛風の直接的な原因は、血液中の「尿酸(にょうさん)」という物質が増えすぎてしまうことです。
尿酸が体内で結晶化し、それが関節(特に足の親指の付け根など)に溜まることで、あの耐え難い激痛を引き起こします。
プリン体が多く含まれるビールやレバー、魚介類などを摂りすぎると尿酸値が上がるというのはよく知られている話ですが、実は「激しい運動」も尿酸値を急上昇させる大きな要因になるのです。
運動のしすぎが痛風リスクを高める3つの理由
「適度な運動」は尿酸値を下げるのに非常に効果的ですが、「ハードすぎる運動」や「無酸素運動のやりすぎ」は逆効果になってしまいます。その理由は主に3つあります。
1. 激しい運動による「プリン体の大量産生」
筋肉は、激しく収縮する際にエネルギー(ATP)を大量に消費します。
このエネルギーが使われる過程で、筋肉の細胞が分解され、プリン体が大量に生み出されます。
プリン体が分解されると最終的に「尿酸」に変わるため、ハードな筋トレやダッシュなどを繰り返すと、体内の尿酸が一気に増えてしまうのです。

2. 「乳酸」の蓄積による尿酸の排出ストップ
激しい運動をすると、筋肉がパンパンに張って「乳酸」がたまりますよね。
この乳酸には、腎臓から尿酸が外へ排出されるのをブロックする働きがあります。
つまり、「尿酸がたくさん作られる」一方で「尿酸が外に出せなくなる」というダブルパンチが起き、血液中の尿酸値が急上昇してしまうのです。
3. 激しい運動による「脱水症状」
ハードなトレーニング中は大量の汗をかきます。
水分が不足して軽い脱水状態になると、血液の量が減るため、相対的に血液中の尿酸の濃度(尿酸値)が跳ね上がります。
さらに、水分不足は尿と一緒に尿酸を体外へスムーズに排出する働きも弱めてしまいます。
痛風を防ぐ!トレーニング中の3つのポイント
「じゃあ、ハードな筋トレは控えたほうがいいの?」と不安になりますよね。
安心してください!
正しい知識と対策を行えば、筋肉をガッツリ鍛えながらでも痛風リスクはしっかり防ぐことができます!
① 水分補給は「喉が渇く前」のこまめな摂取を!
汗をかくトレーニング中は、水分補給が何よりも最強の予防策です。
水分が十分に足りていれば、尿酸が尿としてスムーズに体外へ排出されます。水だけでなく、スポーツドリンクや炭酸水なども活用して、こまめに水分を補給しましょう。 (※糖分の摂りすぎには少し注意してくださいね!)

② ハードな運動の「やりすぎ(オーバートレーニング)」に注意
毎日限界まで追い込むような高強度トレーニングを続けるのは、体にも尿酸値にも負担がかかります。
「今日はガッツリ追い込む日」「今日は軽めの有酸素やストレッチにする日」など、メリハリをつけたトレーニングスケジュールを組むことが大切です。
③ 運動後の「アイシングと休息」
激しいトレーニングの後は、しっかり栄養と睡眠をとって体をリカバリーさせることが基本です。
疲労がたまった状態を放置すると代謝バランスも乱れやすくなるため、質の良い睡眠とバランスの取れた食事を心がけましょう。
健康のための運動は「適度」が一番!
今回は「運動のしすぎと痛風の関係」についてお伝えしました。
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ハードな運動はプリン体の増加や乳酸の蓄積を招き、一時的に尿酸値を上げる
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激しいトレーニング中の「脱水」が痛風リスクに直結する
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こまめな水分補給と適切な休息をとれば、安心してトレーニングを楽しめる!
運動自体は、生活習慣病の予防やストレス解消、そして健康的な体作りには欠かせない最高の習慣です。
「やりすぎ」に少しだけブレーキをかけつつ、水分補給をしっかり行いながら、長く楽しくトレーニングを続けていきましょう!
それでは、今日も最高のトレーニングを!
追伸
会員さまにも痛風の方が数名います。
とにかく激しい運動よりも、適度な運動とこまめな水分補給を心掛けてもらっています。
ちなみに痛風は男性だけでなく女性もなりますので、女性だから大丈夫と思わず、気をつけてトレーニングしてください(^^;)

